D君 小学校低学年
保護者が評価した行動面の変化
保護者の方に記入いただいたトレーニング前の評価によると、学校で先生の指示に従うことやお友達を遊ぶことが難しいなど、不注意、多動性・衝動性とも関連する困難さがあったようです。
トレーニング後の評価では、授業中に一人で課題に取り組むことはまだ難しいようですが、不注意、多動性・衝動性とも評価得点が減少しており、行動面で大幅に症状が改善されたようです。
まとめセッションで聞かれた感想
トレーニングを終えて、Dくんは、トレーニングについて「やってよかった」と言っています。最後まで取り組めたことの満足感はあったように感じました。
お母さんもトレーニングを息子さんにとって、ゲーム感覚ながらも、ひとつのことをやりとげたことで、達成感を味わえたのではないかと言っています。
トレーニング中に間違ったとしても、それを引きずらず自分で立ち直れるような、気持ちや衝動性のコントロールができるようになったそうです。
イライラしなくなったり、教室の場面でも「落ち着いていた」という評価もあったようでした。
また、家族で協力してできたという印象があり、今回の体験を通して得た達成感や自信を是非、維持して欲しいと願っています。
Dくんに見られた主な効果は、
トレーニングを最後までやり遂げたことへの自信
間違えても不安定になることなく、次の課題に向かえるようになったこと
Cogmed Japan